基本情報
メーカー:EmperorS4 games
デザイン:中山宏太
イラスト:Maisherly Chan
特徴
七人の芸者にプレゼントを送り、相手より多くの芸者を自分のもとに集めたプレイヤーが勝利するゲームです。
コンポーネントは7人の芸者カードとそれぞれに対応した道具カード(色で区別します)と、
プレイヤー1人ずつに渡される4種類のアクションタイルと勝利マーカー7つだけ。これだけで白熱する駆け引きを楽しめます。
世界観
あなたは高級料亭にやってきた客の1人です。花見小路には7人の人気芸者がいます。今宵は人気芸者を呼んで夜を楽しみたい気分です。しかし、同じことを隣の部屋にいるもう一人の客も考えていました。彼女たちの気を引いて自分のもとに呼ぶ方法は一つ。彼女たちが愛用する道具をプレゼントすることです。ライバルの客より多くの道具をプレゼントして彼女たちの心をつかみ取りましょう!
インスト
勝利条件
『花見小路』は、芸者を自分の席に4人集めるか、芸者の魅力値を11以上集めたプレイヤーが勝利するゲームです。
ルール
①ラウンドの準備
お互いの間に7人の芸者カードを並べ、カードの上に勝利マーカーを載せます。道具カードは裏にして脇に置きます。アクションタイルは表の状態(裏は灰色になっています)にして自分のそばにおいておきます。使用したアクションタイルは裏にします。
21枚の道具カードを裏向きでシャッフルし、表を見ずに1枚だけ箱に戻します。その後で、各プレイヤーそれぞれに6枚ずつ配ります。残りの道具カードは裏向きのまま山札として場に戻します。
②アクション
スタートプレイヤーから交互に、山札からカードを1枚引いた上で表向きのアクションタイルを選んで実行していきます。選んだアクションは裏にして使用済みにします。
プレイヤーA(スタートプレイヤー)→プレイヤーB→プレイヤーA→プレイヤーB→(以降、繰り返し)のように交互に行います。
互いに4つのアクションタイルをすべて裏にしたら③へ移ります。山札からの引き忘れがなければ、この時点で山札がすべてなくなっているはずです。
アクションは4種類あります。描かれた番号は選択する順番ではなく、扱うカードの枚数なので気をつけてください。
【密約】
手札から道具カードを1枚選び、裏向きでアクションタイルの下に置きます。アクションラウンドでは置けませんが、マーカー移動のラウンドで表にして芸者のもとに置けます。
狙っている芸者に対応した道具カードを選ぶことで、切り札となるアクションです。
【取捨】
手札から道具カードを2枚選んで、裏にしたアクションタイルの下に置きます。これで選んだカードは捨て札となります。アクションタイルはすべて選ばなければならないため、このアクションでいらない道具カードを必ず捨てることになります。芸者の行き先が確定しており、無駄になる道具カードがあれば、そのカードを捨てるようにしましょう。
【贈与】
手札から道具カードを3枚選び、相手プレイヤーに見せます。
相手プレイヤーはその中から1枚選び、残り2枚は自分の手元に戻し、それぞれ自分の場に置きます(写真では、上が相手の場、下が自分の場となっています)。
【競争】
手札から4枚の道具カードを選び、2枚ずつセットを作って相手プレイヤーに見せます。
相手プレイヤーはどちらかのセットを選び、残ったセットは自分の手元に戻し、それぞれ自分の場に置きます(写真では、上が相手の場、下が自分の場となっています)。
③マーカーの更新
アクション【密約】で裏にして避けておいた道具カードを表にし、対応する芸者カードのもとに置きます。
芸者カード の前に置かれた道具カードの枚数を確認し、1枚でも多く置かれているプレイヤー側にマーカーを移動させます。同数の場合、マーカーはどちらにも移動しません。
④勝敗決定
すべての芸者で道具カードの枚数を比べ終わったら、プレイヤーごとに自分の方にマーカーが置かれている芸者の数と魅力値(芸者カードに書かれた数字)を数えて、4人以上の芸者または魅力値11以上稼いだプレイヤーの勝ちとなります。
最後に
どのアクションを選ぶかは、そのときの場の状況と手札次第となります。ルールは簡単ですが、それだけに判断力が問われるゲームです。
※ルールを分かりやすく説明するため一部ルールを省略しています。プレイするときは、必ず説明書を読んでください。
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